女性の大敵!足のむくみの原因と解消法
多くの女性が気にしている足のむくみ。
夕方になると靴がパンパンにきつくなったり、足がだるくてつらいですよね。
デスクワークや立ち仕事などで長時間同じ姿勢でいる人は、足のむくみは職業病だとあきらめていませんか?
足のむくみをそのままにしておくと、体の中の循環が鈍り、足も太くなってしまうことがあります。
足がむくんでしまう原因は様々で、それによって解消法も変わってきます。
自分にあった解消法をみつけて、足のむくみからサヨナラしませんか。
足のむくみを引き起こす原因と解消法や便利グッズを紹介します。
目次
1.足がむくむ原因
2.毎日続けることでスッキリ!足のむくみ解消法
3.足のむくみがとれる簡単マッサージ
4.セルフケアだけでは物足りないと感じたら、足のむくみに効果のあるアロマオイルとホットストーンを使って集中ケア
5.まとめ
1.足がむくむ原因
大人の女性なら誰にでも起こりうる足のむくみの原因は、体内の血液やリンパの流れが滞った状態だったり、体が冷えていることが影響していることが多いようです。
また、仕事や育児などで寝不足だったり、ストレスを抱えていても自律神経のバランスやホルモンバランスが乱れ、むくみが生じます。
1-1 体の中の水分や老廃物の排出がスムーズに行われていない
デスクワークなどで長時間、太ももを圧迫し、足の筋肉を動かさない状態で過ごしていると、血液やリンパを足にめぐらせるポンプ役のふくらはぎの筋肉が固くなり代謝が鈍ってしまいます。
老廃物や水分の受け渡し役であるリンパの流れが滞ると、下半身に老廃物や水分がたまりがちになり、足のむくみが生じます。立ち仕事の場合も腰を圧迫し続けた状態なので、代謝が鈍くなり、足がむくみやすくなります。
デスクワークや立ち仕事以外で水分や老廃物の排出を滞らせてしまうのが、締め付ける下着やハイヒールなど踵の高い足を締め付ける靴です。
これらは血行を悪くして、筋肉を硬くしてしまうので、むくみやすくなります。むくみがひどいと感じるときは避けたほうが良いでしょう。
1-2 体が冷えている
オフィスやお店で働いていると、一日中空調の整った場所で過ごすことになります。
とくに夏のエアコンの冷たい空気は下にたまりやすく、足を冷やしがちです。
冷えた状態は血行が悪くなり、代謝が鈍り、足がむくみやすくなります。
足がむくんだ状態は筋肉も固くなっているので、皮下脂肪がたまりやすく、そのままにしておくと足が太くなってしまいます。
1-3 自律神経を乱す不規則な生活と偏った食生活
仕事が忙しくて睡眠不足だったり、ストレスを抱えていると自律神経が乱れてしまいます。
また塩分や糖分の多い偏った食生活も、自律神経はバランスを崩してしまいます。
自律神経が正常な状態なら、体の中の老廃物や水分の排出を自動的に行ってくれますが、乱れてしまうと足がむくみやすくなるだけでなく、体全体に不調を感じてしまいます。
1-4 ホルモンバランスの乱れ
生理前は女性ホルモンのバランスが崩れて、体内の水分が排出されにくくなります。
生理前のむくみは、足だけでなくお腹や胸などにも水分がたまりやすくなり、不調を感じやすくなります。
この時期にストレスを抱えていたり、風邪などで体調を崩していると免疫力が落ちてしまい、さらにホルモンバランスが乱れて、不調を感じやすくなります。
またホルモンバランスは、喫煙やお酒の飲みすぎによって乱れることもあります。
自分の体の周期も意識する必要がありますね。
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2.毎日続けることでスッキリ!足のむくみ解消法
毎日継続的に運動をすることは難しいですよね。
足のむくみはふくらはぎの筋肉の衰えと、生活リズムの乱れが大きく影響しています。
デスクワークしながら、足の軽い運動をやってみる、睡眠時間を確保するために家事を少しだけ手抜きする、履いているだけで足のむくみが楽になる着圧ソックスを試してみるなど、無理のない範囲でむくみと向き合ってみましょう。
2-1 デスクワークの合間にふくらはぎの筋肉を動かす軽い運動を取り入れよう
足の筋肉を鍛えることで、ポンプ機能が活発になり、足がむくみにくくなります。
女性は男性よりも皮下脂肪が多く、筋肉量が少ないので、ポンプ機能が弱りがちです。
デスクワークで座りっぱなしなら、2時間に一度はトイレに行ったりお茶を入れるなど動くようにして、意識的に軽い運動を行うようにしましょう。
おススメの簡単な軽い運動は、つまさきと踵をパタパタと10回程度動かすこと。
これだけでもふくらはぎの筋肉を動かすことができて、うっ血した状態が緩和されます。
イスに座ったままでも出来るので、デスクワークしながらパタパタと動かしてみてください。
2-2 ストレスを減らし、規則正しい生活リズムを取り戻す
足のむくみの原因が、ストレスや睡眠不足も影響しています。
時間に追われるように忙しいときは、少し家事など手抜きして、ゆったり出来る時間と睡眠時間を捻出し、バランスを崩さないようにしましょう。
お風呂に入るときはアロマオイを利用して芳香浴はいかがでしょう。
湯船にお湯をはり、好きな香りのエッセンシャルオイルを数滴たらします。香りが嗅覚を刺激し、皮膚からもエッセンシャルオイルの成分が浸透することでリラックスできます。
また冷え切った体には半身浴がおすすめです。
自分の体温より少し高めの温度に設定し、30分ほど半身浴すれば血行が良くなり、汗もかくことができるので代謝もよくなります。水分を補給しながら、肩にタオルをかけてゆったりとした時間を過ごしましょう。
お風呂で体をあたためることが出来れば、眠りにもつきやすくなり、睡眠不足も解消できます。
2-3 むくみ対策に効果のある食材を取り入れながら、バランスのとれた食生活を心がける
むくみを予防できる栄養素は、カリウムとマグネシウム、ビタミンです。
スナック菓子や味付けの濃い食べ物などを食べ過ぎてしまうと、カリウムが失われてしまいます。
外食が続いたり、食生活が偏ってしまっているときは、意識してむくみ対策に効果のある栄養素を摂るようにしましょう。
カリウムが豊富に含まれているのはじゃがいも。
じゃがいもはカリウムのほかに、美肌効果のあるビタミンCやイライラをふせぐパテントン酸なども含んでいます。
他にカリウムを多く含む食品は、ひじきなどの海藻類、干ししいたげ、アボガド、ほうれん草、小松菜などがあります。
マグネシウムとビタミンの両方を含んでいるのが、アーモンドなどナッツ類。
アーモンドにはカリウムも含まれています。
これらはホルモンバランスを整えるのにも効果があります。
チョコレートやスナック菓子を控え、ナッツ類をおやつに食べるといいですね。
2-4 デスクワーク中も正しい姿勢をキープ出来れば足のむくみや腰痛も軽くなる
猫背がちになったり、足を組んだ状態で長時間座っていると、足のむくみや腰痛、頭痛を引き起こします。
イスに座ったら、両足とも地面についた状態を心がけましょう。良い姿勢が取りやすくなります。
良い姿勢をキープしやすくするために、椅子の背もたれと背中の間に厚手のクッションなどをはさむのもいいですよ。
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2-5 デスクワークしながらむくみ対策が出来る着圧ソックス
着圧ソックスとは、一般的なストッキングやレギンスとはちがって、足首・ふくらはぎ・ふとももと部分別に異なる圧力がかかるように設計されています。
運動不足や加齢によって衰えがちな足の筋肉のポンプ機能をサポートしてくれるので、むくみにくくなり、美脚をキープできます。
自宅用やオフィスで履けるストッキングタイプ、就寝用、短時間でむくみを取り除くタイプなど様々な種類が販売されています。
使いたい時間や用途に合わせて履き替えてみると良いでしょう。
3.足のむくみがとれる簡単マッサージ
お風呂上りや就寝前に、足のむくみを取るマッサージをしてみましょう。
それぞれ15秒程度でも、リンパの流れをスムーズにすることができて、スッキリできます。
3-1 親指を使って足の裏と足の甲を押す
両手で足の裏を包み込み、親指で足裏を押します。
痛くない程度の力で10秒ずつ、足裏全体を押します。
足の甲にも、むくみに効果的なツボがたくさんあるので、押してみましょう。
痛みを感じる部分は押す力を弱めて、回数を多く押してみましょう。
3-2 足首からふくらはぎまでマッサージ
足首からひざ裏にはリンパが流れています。
流れにさからわず、足首からひざ裏通ってふくらはぎまで、手のひら全体でマッサージします。
3-3 太ももの内側を左右の手で交互にマッサージ
膝から太ももの内側を通って足のつけ根まで。手のひら全体でさするようにマッサージします。
寝る前に1日10分間!足裏マッサージから始めて、太ももから足のつけねまで、マッサージタイムを作ってみましょう。眠りにもつきやすく、目覚めもスッキリします。
習慣になるまで少し大変ですが、がんばってみましょう。
4.セルフケアだけでは物足りないと感じたら、足のむくみに効果のあるアロマオイルとホットストーンを使ってサロンで集中ケア
セルフケアだけでは物足りないとき、リフレッシュする時間を作りたいとき、サロンで集中ケアはいかがでしょうか。
銀座にあるヒーリングサロン「凛」では、ホットストーンで体の芯からあたためて血行を良くし、筋肉をリラックスさせてからアロマトリートメントさせていただきます。
サロンに来られるお客様も、体が冷えている方が多いのですが、自分では気づいていない方もいらっしゃいます。
体の冷えを改善すれば、足のむくみだけでなく、女性特有のPMSなど体調不良も和らげることができます。
夏にホットストーンと聞くと、暑くて敬遠しがちですが、エアコンや冷たい飲み物などで体を冷やしがちな時期こそ、じんわりと体の中からあたためることをおすすめします。
温まった体にむくみに効果的なグレープフルーツやローズマリーなどのエッセンシャルオイルをブレンドしてトリートメントすれば心身ともにスッキリすることができます。
5.まとめ
足のむくみをそのままにしておくと、体の冷えやだるさ、疲れやすさを感じやすくなります。
ふくらはぎの筋肉を動かす軽い運動や、マッサージを生活の中に取り入れて、食生活も少し気にするようにすれば、足のむくみは軽減されます。
ちょっと努力したり、意識するだけで変わってくるはずです。
しかし、運動不足や生活習慣などが原因の一過性のむくみではなく、肝臓や腎臓、心臓などの病気が原因の場合もあります。むくみの症状がなかなか改善されない場合は、かかりつけのお医者さんに相談しましょう。
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